突き指への対処法
突き指は、指先に物が当たったり引っかかったり、指をぶつけたりすることで起こるケガです。特にスポーツシーンにおいては痛めやすいところになります。
指が腫れていたり、強い痛みがある、指が曲がって変形していたり、指を完全に伸ばしたり曲げたりできないといった症状が現れます。
対処法としては、まずは安静にし、痛みや腫れが強い場合はアイシングをしてください。
(※アイシングの目安は20分間冷やして40分間休むを繰り返します。)
胸よりも高い位置に手をあげておいても良いでしょう。
まれに指を引っ張ったりする方もいますが、靭帯断裂や骨折を伴っている場合もありますのでむやみに動かすことはやめましょう。
たかが突き指とあなどるなかれ!
突き指は指のケガを総称した一般用語で、打撲や捻挫などの軽症から靱帯損傷、(剥離)骨折、脱臼まで様々です。
腫れや痛みが強い、変形したままになっている、内出血している、物が握れない、治るのに時間がかかっている場合にはまずは整形外科を受診し画像診断を受けていただくことをお勧めします。
突き指はスポーツ現場では軽視されがちですが、単なる突き指とみなして適切な処置を受けなかったり、痛みを我慢したまま試合や練習に復帰するケースもあるので注意を要します。
特に関節に動揺性(他動的に動かすと関節がグラグラ動く)がある場合は、靭帯断裂や骨折の可能性が高いため早めの処置が必要となります。